2018年の平昌オリンピックで、カーリング選手のハーフタイム中のもぐもぐタイムが話題となったのを覚えている方もいるのではないでしょうか。その時に注目されたおやつのひとつが、清月の『赤いサイロ』。
大きく取り上げられたことでいまだに人気の商品となっています。そこで今回は、実際にお取り寄せ&食べて検証!!
口コミや気になるカロリーや栄養成分表示も調べてみました。実際の見た目なども写真を添えて分かりやすく解説していきます。気になる方は当記事をチェックしてみて下さいね。
清月の『赤いサイロ』を実際に食べて分かったこととは?
清月の『赤いサイロ』は見た目は潰れたパウンドケーキのようですが、ふわふわで、口の中でゆっくり消える柔らかい口どけのチーズケーキ。
後からチーズの深い味わいとコクを感じることができます。でも、従来のチーズケーキの重たさはなく、軽いのが特徴。カーリング選手がハーフタイムの短時間でも手軽に食べられて、その直ぐ後に競技に出ても支障がないのがよく分かります。
1箱で5個入り。甘いものが大好きな甘党派の方なら1人2個~3個食べることも容易でしょう。1箱2~3人で取り分けるのがおすすめです。会社の同僚やお世話になった方など、手土産としても渡しやすく年齢問わず喜ばれるお菓子ですよ。
赤いサイロとは?
『赤いサイロ』とは北海道北見市にある清月のチーズケーキ。昭和10(1935)年に創業され、2020年に85周年を迎えた老舗の菓子店です。
平昌オリンピックのカーリング女子チームメンバーのほとんどが北見市出身。もぐもぐタイムで食べたお菓子として話題になり、2018年のYahoo!検索大賞を受賞しています。今でも注文してから到着するまでに数週間かかる場合もあり、いまだに人気が絶えないのだそう。
北海道産の牛乳・卵・練乳・小麦粉を使用し、しっとりした食感が自慢。サイズは横6.5cm×高さ2.5cm程度で小腹がすいた時に食べるおやつとしてピッタリの一品です。
さらにこのお菓子が名菓である理由として、JALの茶菓に採用される実績を持っていること。多くの方に支持されてきた商品だと分かりますね。
原材料名
牛乳、鶏卵、チーズ、バター、砂糖、加糖練乳、植物性油脂、澱粉、乳蛋白、食塩、香料(一部に乳成分・卵・小麦・大豆含む)
栄養成分表示
1個あたり(推定値):熱量134Kcal、たんぱく質2.7g、脂質9.4g、炭水化物9.0g、食塩相当量0.1g
保存方法と賞味期限
保存方法は常温保存。賞味期限は2週間です。
お世話になった方や大切な方へ贈る際は、賞味期限を考慮することは特に大切。2週間もあれば到着して慌てて食べる必要もないので安心ですね。
商品価格と送料
商品は5個入り840円、8個入り1390円(税込)があります。
送料は地域変動があり、重さ関係なく地域一律料金。参考までに、関東・信越地方1320円、北陸・中部地方1430円、関西・中国地方1540円です。
詳しくは公式オンラインショップをチェックしましょう。
清月の『赤いサイロ』の口コミや評判について
清月の『赤いサイロ』の口コミや評判をインターネット上で調べてみたところ、さまざまな意見があることがわかりました。やはり、チーズケーキとなると好みが大きく分かれてしまうようです。数ある口コミの中から代表的なものをピックアップしてまとめてみました。
清月の『赤いサイロ』のポジティブな口コミ
「小さいけど濃厚。」
「中心部がチーズで、周りはスフレのようにふわふわで柔らかく2つの味が楽しめる。」
「小麦粉の分量が少なめで重たくない。チーズの酸味もほのかにあってチーズ好きにはたまらない。」
「ひとつひとつ箱に入っていて丁寧なパッケージでお土産にも渡しやすい。」
「素朴な懐かしい味わい。カステラみたい。」
といった意見がありました。軽めのふわふわの生地でチーズの風味もしっかり感じられるようです。
清月の『赤いサイロ』のネガティブな口コミ
「人気商品でなかなか手に入らないというけれど、がんばって購入するほどの味じゃない。」
「普通の味。和菓子というより洋菓子に近い味わい。」
「小さい。」
といった意見がありました。素朴な懐かしい味わいで食べたことがあるように感じるのが、特別感がないと思ってしまう理由かもしれませんね。
清月の『赤いサイロ』を実際にお取り寄せ&食べて徹底レビュー!
清月の『赤いサイロ』を実際に公式オンラインショップで注文&お取り寄せして、食べてみました。外装などのパッケージやケーキの見た目など写真を添えて分かりやすく解説。
まだ食べたことがない方も参考にしてみて下さいね。
パッケージや見た目などの外観を徹底チェック
簡易的な包装で到着。フリマアプリなどで何か購入したんだっけ……?と勘違いするほど、小さな小包みでした。
保存方法が常温なのでクール便でなく、通常配送。
開封してみると、紙製のスゴロクと『赤いサイロ』の箱、ショップ袋が1枚入っていました。ショップ袋は普通のビニール袋。渡す先にもよりますが、手土産として持参する際には別の紙袋などを用意したほうがいいかもしれませんね。
『赤いサイロ』の箱を開封すると、ひとつひとつ箱に入ったケーキが5つ入っていました。個包装で丁寧なパッケージ。バレンタインなどのイベントごとや、ちょっとした気遣いとして同僚などにも配りやすいでしょう。
小さな箱を開けると、更に個包装されたケーキが入っています。
『赤いサイロ』初体験の筆者は事前にどのようなものか調べる前に開封したため、最初は少々衝撃を受けました。第一印象は「これ、潰れてる……?」「パウンドケーキぽい?」といったもの。もちろんすぐに全商品確認し、さまざまな場所から情報を集めました。どうやら『赤いサイロ』はすべて中央部は凹んでいるようです。
プラスチックパッケージから開封、上から撮影。中央部が凹んだ状態で、見た目はしっとりしているようです。
ケーキのグラシン紙を剥がして撮影。スポンジ部分に気泡の膨らんだ跡があるのが分かります。見た目はパウンドケーキやカステラそのもの。チーズの香りが漂うこともないので一般的なチーズケーキを想像すると少し違和感を感じるかもしれません。味がきになるところですね。
でも、ケーキ上面の茶色に色づいた部分とケーキ本体部分のコントラストが美しく美味しそうですね!
通常はそのまま食べるところ、撮影の為半分に切ってみました。
切った瞬間は、ふわふわっでスフレのようにとても軽くしっとり。外側にかけて膨らんでおり、中心部はケーキの中身がぎゅっと詰まっています。
実際の味とは?
ヒメフォークでひと口サイズに切って、実際に食べてみました。
ふわふわで軽い口当たり。ゆっくりと口の中で溶けていき、中心部になるとしっかり濃厚なチーズを味わうことができます。
一度も『赤いサイロ』は食べたことがない筆者ですが、どこかで食べたことがあるように感じる懐かしい素朴な味わい。
食べた後も胃にずっしりと重みを感じることがありません。カーリング女子選手がハーフタイムで競技がまだ残っているにも関わらず、何個も食べられるのがよく分かりますね。
懐かしい味わいがやみつきになる! みんなで楽しめる一品
清月の『赤いサイロ』は、ふわふわした軽い口当たりで、乳製品のコクや濃厚なチーズ感を感じられるチーズケーキ。バターの香りも豊かで、乳製品好きにはおすすめです。
カステラのような見た目ですが、スフレのように口の中で溶けてなくなるほど。
懐かしさを感じさせる素朴な味わいが特徴で、老若男女問わず楽しめる一品です。小さなお子さんでも食べきれる量とサイズ感。また、個包装になっているので同僚や近所の方、なにかのイベントの際にも配りやすいでしょう。
清月には『赤いサイロ 8個入』も販売されています。老舗の菓子店ならではの、85年以上愛され続けている逸品『薄荷羊羹(はっかようかん)』も販売されています。せっかくなので、いっしょに注文してみてはいかがですか。